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デザインが会社をつくる

Dec.04.2012

またまた、TEDネタですが、これはとてもインパクトがあって、デザインを考える、また扱うときに非常に深い示唆に富んでいたので、ここで紹介し、皆さんにぜひ、見ていただきたいなと思うのです。

社会心理学者で、ハーバード・ビジネススクールのエイミー・カディ教授のトークの内容はとても面白かった。

テーマは「ボディ・ランゲージが人を作る」というもの。実際に、コミュニケーションにおいて、言語によるコミュニケーションは、わずか7%程度だといわれます。残りの93%はそれ以外の視覚や音や温度や臭い、環境など、言語以外でコミュニケーションしたり、コミュニケーションに影響を及ぼしているのです。

カディ教授の研究で注目したいのは、カラダの使い方が心に影響を与えているということです。他人に影響を与えるばかりでなく、自分自身にも大きな影響を与えています。

例えば、動物の世界では、霊長類だけでなく、ヘビや鳥も、力を示すときに、カラダを開いて大きく見せます。支配的な人やリーダーとなるような人は、背筋を伸ばして、身体を開き、大きく見せます。また、力を感じる瞬間に身体を開くというポーズをします。スポーツにしても、何か栄誉を与えられたときに、大きくガッツポーズをして、誇らしく身体を開きます。逆に、怖れを感じたり、悲しみの中にある時は、萎縮して、他人と接しまいと背中を丸めて小さくなります。

もともと力溢れる人は、無意識にそのようなボディランゲージを使っています。だから、周囲に対して、信頼感や威圧感、安心感などを与えます。それは自分自身への自信にもつながっています。また、力の弱い人はいつも背中を丸めて、うつむき加減でいるわけです。そうすると、その人はひ弱な存在と思われ、その人と積極的に付き合おうという気にはならないでしょう。それは、心がそうだから、そのようなボディランゲージを使っているのですが、ここでカディ教授は、面白い研究をしています。

逆に、身体の使い方を変えたら、心に変化は起きないのかと言うことです。それが起きるのです。トークの中で、実験がいくつか紹介されていますが、 被験者が面接をうける時に、ある被験者たちは、面接を受ける前に2分間両手を大きく挙げてガッツポーズをします。そうして面接を受けた人の方が、そうでない人よりも全員評価が高かったというものです。それは、脳内のホルモンに影響していて、身体を大きく開くポーズを取った人はテストステロンが多量に放出され、緊張した時に出るコルチゾールが少なかったそうです。逆に、ただ面接を受けた人は、無表情の面接官の前でコルチゾールが多く出て、緊張していい結果につながらないようです。

その後、カディ教授自身に起こった驚くべき、素晴らしい出来事について語られます。その内容こそが、ボディランゲージが心に影響を与え、人をつくるということなのですが、ぜひ、見ていただきたいと思います。

さて、この話がなぜ、デザインと関係があるのでしょうか?

それはデザインが非言語コミュニケーションの道具であったり、媒体となるからです。戦場や飢餓に苦しむ子供たちの写真を見たら、悲しみや怖れ、怒りがわき上がってくるように、また、思い切り笑顔で遊ぶ子供たちや幸せなカップルの写真を見て温かい気持ちになるように。。。造形=色やカタチ、配置やバランス、ビジュアルは、その人に様々な感情状態を経験させるのです。これは、カディ教授の話す、ボディランゲージと全く同じで、視覚体験として、意識状態に影響を与え、それは直感的なレベルから感じるものからゆっくりと味わい、理解されるレベルがありますが、Webサイトのデザインなどでは、特にそうした印象を背景に、文字情報によって理解していきます。

ですから、デザインをどのように扱うかはとても重要な問題です。印象を左右するだけでなく、受取手の意識や思考にも影響を与えるからです。また、ロゴマークなどは、それこそ、自分自身、社員自身にも影響を与えて、カディ教授が言うように、自分の心をも変えていくような影響を与える可能性もあります。会社のロゴがパッとしなければ、モチベーションも落ちるかも知れない。でも、会社のロゴがとてもエネルギーが高く、品が良くてカッコよければ、それもモチベーションを上げる大きな力になるでしょう。

僕の大好きな不思議な世界のお話では、当然それは、大きな意味と影響力があります。このサイトのコンテンツにもありますが、シンボルマークのような会社になるということです。会社のコンセプトや経営者のエネルギーがそうだから会社がそうなるのか、シンボルマークがそうだから、会社がそうなるのか。。。これも、カディ教授のボディランゲージのごとし、デザイン次第でどちらにもなるのです。。。これは僕の実体験から言えることだと思います。

デザインは奥が深い。。。うまく活用したいですね!


■ エイミー・カディ 「ボディランゲージが人を作る」
  Amy Cuddy: Your body language shapes who you are

  ※ 日本語字幕があります。
http://www.ted.com/talks/amy_cuddy_your_body_language_shapes_who_you_are.html

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