モバイルファースト/スマホの最適化が重要!

2021.01.05

Webサイトはスマホ優先で考える

 

70%以上の人がスマホで検索している

Webサイトを見る時、検索する時、あなたはスマホで検索しますか?PCでしょうか?
今では、ほとんどの方が、まずはスマホで検索しています。

少し前のデータですが、約70%の人がスマホで検索しているというデータがありましたが、今ではもっと高く、80%くらいの人が、スマホで検索していると考えられます。
実際に、弊社のクライアントのアクセス状況を、Googleのアナリティクスで分析したデータを見ると、同程度の検索結果となっています。
やはり、何か知りたいと思ったら、手元にあるスマホでサクッと調べてみたいが先で、じっくりと内容を確認したいものは、後からPCで確認するということも多いと思います。

特に、今後5Gが本格的に普及してくると、サイトや動画の表示速度が格段に速くなってきて、瞬時に表示されるので、サイト表示の負担を感じなくなり、ますます、何でもスマホで見る傾向が強くなるでしょう。

例えば、こんな話を友人から聞いたことがあります。社内会議の席で、役員他上席が集まった会議で、プロジェクトの説明をしている時に、参考にいくつかのWebサイトを紹介したら、プロジェクターで見にくかったのもあったけれど、何人かが、スマホで検索して、内容を見ていたといいます。

今では、お客さんの多くが、スマホで検索するとすれば、逆に、会議などでも、お客さん目線で、スマホでどう表示されているのかを見るというのも、現実的なのでしょう。

 

モバイルファースト!=スマホ優先!

先日も、学生の新卒採用面接を行ったのですが、数名いた学生のうち、1人は、スマホしか持っていないと言うので驚きました。たまたま、PCが壊れて、仕方なくスマホでレポートなども作成していたら、そのままになってしまったと言うことで、仕事上はちょっと採用には向きませんでしたが、考えてみれば、私の仕事もスマホがあれば、仕事ができなくもありません。

セミナーに参加する時、メモ代わりにスマホのPage(iPhoneなので、AppleのWordと同じような文章作成アプリ)を使いますが、そういう場合は、折りたたみ式のキーボード(←サイズが携帯と同じくらいになる。)をいつも持っているので、それを開いて、サクサクメモします。
これがあれば、スタッフからの報告のチェックなど、仕事の8割はスマホで可能です。

このように、ほとんどの人がスマホで検索するので、これは世界中でそうなのですが、そのためGoogleでは、2020年9月から「モバイルファーストインデックス」へと移行されました。
これは、2018年からモバイルファーストインデックスに少しずつ移行していたのですが、昨年、完全にモバイルファーストインデックスに移行したと言うことです。

モバイルファーストインデックスとは何かというと、スマホに最適化されたWebサイトの評価に基づいて、検索の結果を決定するということで、つまり、これまでGoogleは、 PC版のWebサイトの内容を解析して検索順位を決定していたのですが、これをモバイル→スマホサイトの内容を見て、検索順位に反映させるとしたわけです。

このためこれまで、上位に表示されていたにも拘わらず、スマホ対応がうまくできていないために、順位が落ちてしまったというサイトも出てくるようになったわけです。
これは、スマホサイトがあるというだけでなく、PCとスマホに対応したレスポンシブサイトでなければいけません。

レスポンシブサイトというのは、PCとスマホが連動するようにコーディングされたもので、Webサイトを表示するためのプログラム言語、HTMLでレスポンシブコードで書くと、テキスト部分が、スマホ、PCを共通のものを使うので、例えば、もし、テキスト部分だけど修正するなら、それは一度で、同時にスマホ、PCの言語を修正できます。デザインは、スマホ、PCとも異なるので、それぞれに修正が必要です。

 

SEOはスマホ最適化が何より大事!

Googleでは、このレスポンシブ化されたサイトを優先的に上位表示します。と言っても、このレスポンシブ化はいまでは当たり前なので、今更といった感じではありますが、とは言え、いまでもスマホ版、PC版と別々のコーディングを行っているサイトも残っていたり、ちゃんとSEO対策を考えるなら、すべてのページをレスポンシブ化する必要があるので、そこは丁寧に見ていかないといけません。

Googleのサーチコンソールというサービスを利用するのは、Webサイトを扱う上では、GoogleのWeb解析サービス、アナリティクスを扱うのと同様に大切です。(←解析は、他にもいくつも優れた解析サービスがあるので、そちらを使っている会社も多いのですが、高度な解析ができていいのですが、有料になる上、かなり費用も高いものが多く、月に数万円の費用を払ってでも解析する必要がある通販会社やWebマーケティングを行っている会社向けと言えます。)

サーチコンソールを使うことで、WebサイトのGoogleに最適化していないページや部分が指摘されるので、基本的には、このサーチコンソールの指示に従ってサイトを調整していけば、Googleの検索表示順位は上がっていきます。但し、SEO対策を本気でやっている会社は、かなりきめ細かくサイトのSEO最適化を行っているので、かなり気合いを入れてやることをやっていかないと、上位表示を取ることは難しいと言えます。でも、やることをやれば、必ずできます。。。競争があるだけです。。。

そのような訳で、スマホの最適化は、必須以上の問題になっており、弊社でも、最近は、スマホサイトの設計から考えるということもあるくらいで、業種、業域にも寄るんですが、例えば、B to Cビジネスの場合、お客さんが一般の方が多いので、その場合は、ほぼスマホでサイトが見られると考えていいです。その場合は、とにかくスマホサイトに力を入れる必要があります。そして、スマホ優先のサイト構造の設計で行くべきです。

B to Bビジネスの場合は、ターゲットが企業なのですが、この場合、WebサイトはPCで見られるケースが多いでしょう。スマホを見るのは、新たに知った会社を担当者がひとまず、スマホで見るということもあるでしょうが、内容をよく理解したい。詳しく見たいなら、PC環境で見ることが優先されます。
アクセス解析では、スマホでの閲覧が多いとしても、実際の滞在時間やアクセスの時間、状況などを解析してみて、スマホがどのように使われているかによって、スマホとPCの優先度合いを考えた方がいいわけです。

いずれにしても、スマホサイトが重要なことには変わりありません。
あなたの会社のスマホサイトは、どんな状況でしょうか?
スマホ未対応のページはありませんか?
すべてレスポンシブ対応になっているでしょうか?

ぜひ、一度、会社のサイトをスマホで確認してみてください!

他にも、いろいろな角度で経営やマーケティング、ブランディング、Webサイト制作について、お伝えしていますので、他の記事もぜひ、お読みください。ありがとうございました!

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Inspirater 和田達哉
株式会社マイルストーンデザイン 代表