ビジネスへの姿勢で集まるお客さんが変わってくる

2020.11.29

情熱こそが、お客さんとつながる力

 

なぜ?何のためにそれをやるのか?

マーケティングについて語られるとき、多くが集客コンバージョンと言うことなります。
本当は、商品開発や現状の商品について考えるところから見込み客の集客、見込み客の興味・関心を育て、コンバージョン=顧客転換し、お客さんを手厚くフォローし、満足度を勝ち得てリピート化させる、もしくは、紹介を得る。と言った一連の流れをどれだけ丁寧にシステマティックに行って、PDCAを回していくかと言うのが、いまのマーケティングの基本であり、王道です。
見込み客を集めるために、まずは知ってもらうことが必要で、そのためには、ネット広告(広告)を出したり、広報・PR活動でニュースリリースを出したり、口コミを拡げるための様々な方法を行ったりします。
基本的には、

知ってもらう。
試してもらう。
気に入ってもらえたら購入してもらう。
いい体験だったらリピートしてもらう。または、紹介してもらう。

ということなのですが、売れるためには、いい商品でなければならず←このいい商品というのは、決して品質が高いものとは限らず、ターゲットのニーズウォンツに合っていれば売れます。
だけれど、私自身は、例えそこにニーズがあっても、品質の低いものを提供するのは、自分自身がいやなので、お客さんも、それなりに品質に関心の高いお客さんを選びます。その方がやりがいもあるし、自分自身の満足度も高いからです。価値を提供した喜びがそこにはあります。

ビジネスがお金儲けということであれば、儲かるならなんでもやると言うことでいいんだと思いますが、ビジネスを掘り下げて、何のためにそれをやるのか?と言うことを考えていくと、結局、何のために生きるのか?ということにつながってきます。何のために生きるのか?を考えると、それはお金のために生きるわではないでしょう。

会社にとっては売上げは絶対に大事です。しかし、それは十分な利益を確定できなければ、売上げだけを追いかけてもしかたありません。
伝説のコンサルタント、一倉定氏は「売上げは低く、利益は大きく」こういう会社がいい会社だと言っていました。売上げがいくらあっても、そこから得られる利益がわずかだったら、労多くして得るものが少ないと言うことになるし「会社を共に旅する仲間と考えてみる」の記事でも書きましたが、会社は法人であり、人格を持った生き物なので、利益という栄養がないと、死んでしまいます。会社の利益を生まない、埋めないというのは、会社という生命体を死に至らしめているのだと言うことです。
とは言え、儲けはあくまでも、なぜそれをやるのか?という問いとのバランスです。お金を儲けることだけが目的ではないけれど、ビジネスをやるなら儲けは必須だと言うことです。
その儲けを前提として、その儲けに値する以上の価値をお客様に提供する。
そうであれば、お客様の満足と喜びをいただけて、評価が高まり、善循環していく。これに尽きます。

 

的確なお客さんとどうやって出会っていくか?

私は日頃から、本来出会うべくお客さんとどう出会えるのかということを研究・実践しているのですが、一般的なマーケティングの方法は、ネットを見れば、いくらでもそのノウハウが公開され、わかりやすく丁寧なアドバイスがあります。これはこれでとても勉強になるのですが、それをここでお話ししても意味がないので、そうした情報は、数ある一般論の中から、気に入った理解しやすい方法、実践しやすい方法をぜひ、探していただいて、学んでいただけたらと思います。
せっかくなので、ここではちょっと変わったアプローチで、しかも効果的な方法をお話ししています。

あなたの商品がどのようなもので、それ自体がどのような価値を持っているのかということを伝えていくことも大事ですが、何よりも大事なのは、それを誰に伝えるのか?ということです。
つまり、ターゲットです。ターゲット=お客さんは誰なのか?この顧客像とは、つまり出会いたい人。出会いたいお客さんです。
お客さん像が明確になれば、脳は、その理想のお客さんとつながるために、全力で活動し始めます。他の記事でもお話ししていますが、脳は目標設定すると、それを実現しようと無意識レベルで全力で働き始めるという機能があります。
無意識レベルで、意識しているために、ネットを見ていたら無意識に目にとまるものがあったり、普段無視している営業メールやネット広告が気になったり、ニュースの記事を目にします。また、仕事関係の仲間から有用な情報がもたらされたりします。

脳の機能として気づくこともありますが、あなたの無意識=潜在意識は、あなたのゴールが明確なら、その振動数を発信し続けます。あなたが何を意識しようとしまいと、その振動数が発せられているのです。その意識波と言ってもいいでしょう、それによって共鳴現象を起こした人は、不思議なことですが、あなたの情報に気づき、あなたの商品にどう言う経緯かつながってくる。そうした現象が起こります。とても宇宙的な原理なので、理解できる人、受け入れられない人はいます。

こうした現象は「引き寄せの法則」としてもよく知られていますが、この意識の振動、意識波がつくるものが、アトラクターフィールドで、そのアトラクターの振動数によって、人の思考や感情は共鳴します。この意識波は一説によると、700キロも、1000キロも飛ぶと言う人もいますが、量子力学的には、無限に飛んでる←影響しているというのが私の解釈です。。。(思い切ったことを言っていると自分でも思ってます。。。笑)
もし、あなたが引き寄せを理解せず、否定的な気持ちでこれを行っても、否定的な気持ちや感情に共鳴して、結果に結びつきません。
信じるものは救われるという言葉がありますが、まさに「信じるだけで得をする」お話です。

一般的なマーケティングは、先にお話ししたように、見込み客から顧客転換していく流れなのですが、その基本は変わりませんが、ここでお伝えする方法は、アトラクターの共鳴原理を使うことで、見込み客の分母を少なくできるということです。(理解できなくても大丈夫です。素直であれば効果があります・・・笑)
つまり、広告を広く展開したり、認知を拡げることにエネルギーを注ぐのではなく、必要な人に届くようにアトラクターの仕組みを作るということです。
一般的な方法は「数打ちゃ当たる方式」です。これはある意味で正しい方法なんですが、それだけ無駄打ちも多いわけです。また、こちらの球数も限られている。そこにさけるエネルギーも限られているとすればどうするか?的確なお客さんとどう出会っていくかが大事になります。

ここで、引き寄せ=アトラクターの共鳴の原理なのですが、同じ長さの音叉は、共鳴して響き出すように、あなたが発している振動数にあったお客さんが現れます。(まあ、非科学的、荒唐無稽と言われればそれまでですが・・・笑)こういう原理を知らなければ、理解できないので、そもそもやらないと思いますが。。。

ちゃんと理解できる人であれば、どんなお客さんと出会いたいのかを明確にすること、また、あなたが提供する商品、サービスによってお客さんが満足している状態を現実のものとして感情を味わうことで、実際にお客さんが現れるということです。
ただ、こちらが何もしなくてお客さんとつながることはできないので、当然、一般的なマーケティングの手立ては行うのは当然です。
例えば、Webサイトにお問合せフォームがなければ、連絡の取りようがないし、商品が購入できるカートがなければ、商品の買いようがありません。これは当たり前のことです。ただ、あなたのマーケティングにのぞむ姿勢を変える。姿勢が変わると集客が変わってくると言うことです。
マーケティングの基本的な方法は変わらないので、どっちに転んでもいいので、やるかやらないかと言えば、やった方が得だと思いませんか?

 

大切なことは、どう言う意図で取り組んでいくか?

もう一度いいます。やることは簡単です。

1.出会いたいお客さんを明確にする。←ターゲットの明確化、お客さんのペルソナをつくる。ペルソナの精度は大事です。

2.そのお客さんをイメージして、お客さんにチューニングする。(ラジオのチューニングと同じ)

3.チューニングしやすいように、お客さん像をビジュアルで目に見える形にする。←ネットでイメージのお客さんの写真を探し、プリントアウトしてボードに貼り付けビジュアルマップをつくる。自社の商品写真を一緒に貼っておく。商品やサービスを味わっている、満足しているイメージを貼っておくのもいいでしょう。

4.このビジュアルマップをいつも目にするところに置いておく。

これは、特別に「引き寄せの法則」なんて言わなくても、マーケティングでは普通に行われるターゲット分析であったり、ターゲットの明確化の作業でもあります。それをもっと意識的に「共鳴の原理」と考えてやるだけなので、本質的に何が違うのかというと、こんなお客さんと出会いたいという姿勢や意思、思いであり、その強さ、熱量の表れ、また、情熱そのもの。それこそがお客さんと出会う力になるわけです。

この共鳴原理によるマーケティングは、例えば、関心の薄い1,000人の見込み客から10人のコンバージョンを得られるのに対し、同じ10人のコンバージョンでも、見込み客は10分の1の100人しかいないのに、CVR=コンバージョン率がとても高くなると言うことが起こります。
つまり、見込み客を集めるときに、無駄なエネルギーを使わなくてもいいし、見込み客の数ではなく、あなたがどう言う意図で商品を伝えようとしているのか?販売しようとしているのか?そこのエネルギー次第だと言うことです。一般的な企業では、このように商品やビジネスに特別な思いで取り組んでいる会社は少なく、しかも、社長、経営者ならともかく、その社員となれば、その思いのエネルギーはかなり薄まります。
「仕事だからやっている」そんなエネルギーでは何も響きません。

そうした意味で、社員が中心でビジネスを動かすには、会社の理念や思いをいかに共有して自分事として取り組んでいくか、会社の総力としてどれだけのエネルギーを発揮できるかにかかります。

ぜひ、思いをレーザー光線のように、ひとつにして取り組んでみてください。
きっと不思議なことが起こります!ぜひ、試してみてください。

他にも、いろいろな角度で経営やマーケティング、ブランディング、Webサイト制作について、お伝えしていますので、他の記事もぜひ、お読みください。ありがとうございました!

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Inspirater 和田達哉
株式会社マイルストーンデザイン 代表