成功できる人とできない人のシンプルな違いとは?
2020.12.12
自分でも想像もしなかったような成功は可能か?
あなたは成功しているでしょうか?
成功と一言で言っても、成功にはいろいろな考え方があります。人それぞれに何を持って成功というのかは異なるでしょう。
ある人は、お金持ちになって成功したと言うでしょうし、名声を得たから成功と言うでしょう。自分の思うような生き方ができて成功と言えるし、目標を達成しても成功といえます。
成功には、これを達成したから成功というものはなく、人それぞれに、その人の何かを実現したら成功であって、そのレベルや結果をどの程度に持って行くかは、その人のその時の状況や価値観によって様々です。
さて、このブログは主に経営者(個人事業主を含む)の方やこれから起業しようという方、スタートアップされた方など、自分の目標や夢を達成したいと考えているリーダーの方に(→自分を目標に導く、自分のリーダーという意味も含みますが)、自分を変えたい、もっと自分を成長させたい、引き上げたい、自分の可能性をもっと拡げ、自己実現したいという方に向けて書いています。
しかしながら、現在はリーダーだなんて、そんなこと考えたこともなかったという方も、ここを理解してもらえたら、きっとその人の可能性の扉が開く、次のステージに行くヒントになればと思って、書いています。今回の内容は、その扉の鍵を開けるところですね。
そして、ここでの成功とは、もちろんあなたの身近な成功もそうですが、もっともっとすごい!自分でもまったく想像もしなかったような奇跡のような大成功を収めること。そんなことは可能なのでしょうか?
これは実際に、そんな大成功を収めた人たちが世界中にいて、そんな人たちはどうしてそんな成功を収めることができたのか、そして、まるでエスカレーターに乗っているように、成功していける人たちもいて、そういう人たちとはなぜ成功し続けるのか?何が違うのかについて、一緒に考えてみたいと思います。
真の成功とは、熱い情熱に溢れている
成功とは、多くの富や名声を得ることだけではありません。富や名声を得ても、身体を病んだり、大切な人や家族との関係が上手くいってなかったり、自分が幸せでなかったり、自身の成功のために誰かが犠牲になっていたり、何かの復讐のために成功してやると言った思いからの成功は、成功へのきっかけや原動力になって、そんなエネルギーがあなたを前進させる(ドライビングフォースになる)こともありますが、バランスの取れていない成功と言えます。そういう意味で真の成功ではありません。
また、何かに追い立てられるように、自分の存在や価値を世界に示すような、無価値感や自己重要感を満たすために、周囲の人々や世界から認められたいという承認を得るために何かを行うのまであれば、例えそれが上手くいったとしても、最終的には何か虚しい気持ちになるかもしれません。ある意味で、認められ、承認を得られたら終わりだったり、では次に何をする?と言うことになります。
深い内側からの情熱のマグマが噴出し、行動せずにはいられない、やらずにはいられない熱い思い、それをやることがあなたの喜びであり、愛と情熱そのものから行動する。活動する。それは、情熱と共に愛が拡がり、爆発するような、そんな止まらない、溢れ出る思いから行動すものなのか?そうしたセンター、軸、コアからの活動による成功こそが、真の成功だと思います。
そうした成功には、この世に命を得るチャンスを与えてくれた宇宙への深い感謝があり、その感謝を宇宙へ恩返しするようなワクワクする世界への貢献があって、その熱い情熱を持って、愛のエネルギーを循環させていくような、愛のパワープラントであり、愛のパワフルな循環装置になる。そんな成功こそが真の成功だと考えるのです。
さて、あなたの成功はどんな成功でしょうか?
少しの時間、目を閉じ、手を胸に当てて、少し考えてみてください。
深呼吸して・・・・
さあ、どうだったでしょうか?
あなたの成功とはどんな成功だったでしょうか?
成功者は、脳の使い方が違う
成功は誰にでも可能です。では、成功している人となかなか成功できない人の違いとは何でしょうか?運でしょうか?偶然でしょうか?生まれ持った才能でしょうか?
もちろん、生まれ持った身体的な能力によって、その差は生まれるのは事実です。しかし、その人それぞれの限界値を超えて、その人なりの自分でも想像し得なかったような成功を納めることは100%可能で、それによって、その人が、あなたが、自分で十分満足のいく収入や資産、生き方、存在を実現することは可能です。あなたが動き出すことで、運も動き出します。では、その違いとは何でしょうか?
実は、その違いとは、「脳の状態、脳の使い方」にあるのです。
「成功脳」という言い方があるのですが、成功する人はこの「成功脳」を持っています。
すでにご存じだと思いますが、頭が悪い人がいるわけではありません。脳に遺伝的、もしくは、外傷性の大きな障害があった場合は仕方がないのですが、そうでなければ、あなたの脳も、成功者の脳もほとんど変わりません。なぜなら、人間は、脳の能力を常にフルに使っている訳ではないからです。
スカーレット・ヨハンソン主演の映画「LUCY/ルーシー」を見たことがあるでしょうか?
主人公ルーシーは、マフィアの麻薬取引に巻き込まれ、CPH4という脳の潜在能力を覚醒させる新種の麻薬の運び屋にされてしまうのですが、途中、その麻薬を狙う別の組織に捕まり、拷問を受ける中で、お腹に埋め込まれたこのCPH4の袋が破れ、ルーシーはこの麻薬の力によって、超人的な能力を得て、危機を脱出し、時間すら止めることができる超人になって行くという物語なのですが、なかなか面白い映画です。
つまり、私たちは脳をもっと意識的に活動させることができれば、あなたの今という現実を大きく変えることができるのです。これは事実です。
そして、ルーシーのように新種の麻薬などに頼ることなく、あなた自身のちょっとした身体の使い方や行動によって、それを拡張していくことができます。
脳には神経回路があって、あなたが考えたり、体験したりすることによって、その神経系が成長していきます。
成功するかどうかは、この脳の神経系はどのように繋がり、成長していくかによって決まります。
と言うことは、この脳の神経回路をつなぎ直し、再構築していくことができれば、あなたは成功すると言うことです。
この話を聞いて、そんなことが簡単だったら、とっくに成功しているよ。。。という人もいるかもしれませんが、そういう人はまず、そんなことができたらという否定があります。
実はもうすでにそこで、できないということを逆に強め、肯定することによって、そんなことは簡単にできないという神経回路をつくり、あれもこれも難しい、できない、できるかもしれないけど自分には無理だと心の言葉で言い、考え、諦めることで、その神経回路がどんどん強化されていくのです。そうして、否定的な神経回路が束のように強く結びつけられることによって、思考がネガティブな状態が通常モードになっていくのです。
身体と呼吸の状態を変えることで意識が変わる
幼少期からの親からの言葉や態度、家庭環境、生きている世界の文化、社会の価値感、気候や地理的環境などが、私たちの脳の発達に大きく影響しています。
成功脳を持っている人は、そうした環境要因の中で、小さな子供の頃から世界は自分が思うように創造できると言う、ポジティブで可能性に挑戦していこうということが当たり前の脳になっています。
つまり、必ず上手くいく、または、きっといい方法があるとプラス思考で、ポジティブに物事を考えられ、もし失敗しても、失敗はつきもの、さて、気持ちを切り替えて次へ行こうと、すぐに前向きに前進することができ、トラブルなどから感情がネガティブに落ちたとしても、すぐにリカバリーし復活できるレジリエンス=回復力、弾性、跳ね返る力が強化され、その失敗から学習し、修正していくことにたける能力を持つようになります。
この能力は、天性の才能ではなく、獲得した能力であり、環境要因によって、そうした脳の神経系が発達し、ポジティブ回路ができているのです。
では、すでに大人になって、いい歳になった人はもう、脳は衰えていっているので無理じゃないかと思う人がいるかもしれません。
実は、驚くべきことに脳の神経回路は死ぬまで成長し続けるのです。
つまり、あなたの脳は今この瞬間から変えていくことができると言うことです。ただ、これまで上手くいかなかったという観念や否定的な思いが強い場合に、この神経系が活動することを抑え、新たに成功脳へと変えていくポジティブな脳をつくっていくためには、そのポジティブな神経系を発達させるということが必要になってきます。そして、それは可能なのです。しかも、以外にもシンプルな方法で。。。
それは身体や呼吸を使うことです。
感情と身体は繋がっていて、面白いことに、悲しいから背中を丸くして、うつむいてしまいますが、これは犬でも猫でも、ある程度脳が発達した生命体は、外敵に襲われたり、周知の環境や同種の他の生き物とのコミュニケーションの中で、身を守ったり、自分の意思を伝えるために獲得した身体のモードがあります。
怒りは外敵に立ち向かうために、脳はアドレナリンを分泌し、体中に行き渡らせることで、筋肉が興奮し戦うモードにまります。呼吸も速くなります。
不安になったり、怖れを感じてストレスが加わるとコルチゾールが分泌され、筋肉が萎縮します。呼吸ができなくなったりします。
面白いことに、この逆もあって、身体の状態を変えることで、感情の状態が変わり、脳の状態も変わることが分かっており、瞬間的に気分を変えたり、意識を変える。また、アスリートが試合前に、身体の使い方と呼吸を変えることで、瞬時に最高のピークステート=意識の状態へ持って行くことなど、ビジネスや様々な場面で活用されています。
NLP=神経言語プログラミングには、こうしたノウハウがたくさんあります。
身体の使い方を変えることで、感情は前向きになり、やる気が起きて、ポジティブな気持ちになります。そして、その気持ちで、自分が実現したいことや夢、ビジョン、可能性が拡がることをイメージしたり、具体的に思い描くことで、それが実現できる。もうすでに実現しているように感情を味わい、生きることで、後からその現実が着いてくる。それが実現していくと言うことが起こるのです。
次回は、その身体の使い方とそうは言ってもなかなかうまくいかないのはなぜか?神経可塑性についてお話し、さらに、その次の回で、なぜ、現実が後から着いてくるのか?よく言われる引き寄せの法則と脳の関係について、お伝えできたらと思います。
他にも、いろいろな角度で経営やマーケティング、ブランディング、Webサイト制作について、お伝えしていますので、他の記事もぜひ、お読みください。ありがとうございました!
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Inspirater 和田達哉
株式会社マイルストーンデザイン 代表
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