商品・ビジネス・会社を愛していますか?
2021.01.12
ビジネスを思う気持ちが、最高のブランディングとなる
今回のテーマは「愛」です。
愛とは、結構大きなところから来ましたね~と自分に言いたいところですが、やはり、ここを外すわけにはいきません。
会社やビジネス、商品は好きですか?
あなたの会社、ビジネスは何のためにやっているのか?
それをすぐに答えられるでしょうか?
ビジネス、会社経営には目的があります。その目的があるから、その事業、会社をやっているはずです。
その目的とは何でしょうか?
やむにやまれぬ事情があって、その事情のためにやる。その事情とは何でしょうか?
そんな事情はありますか?(ちょっと大げさに考えてみてもらっていいです。。。笑)
会社経営、ビジネスの目的、または、会社をスタートした理由とは何だったでしょうか?
または、これから会社を立ち上げる人、スタートアップしたばかりの人は
どんな事情で会社を始める、始めたのでしょうか?
1.やりたい大好きな仕事だったから。
2.目標、ビジョンを実現するため。
3.手に職があって、得意だったから。
4.家業、親から事業を受け継ぐ必用があった。
5.会社員でなく、自分でビジネス、会社をやってみたかった。
6.リストラで、独立開業しか道が残っていなかった。
7.仲間たちとの遊びがノリでそのまま会社になった。
会社を始めた理由がどうであれ、会社やビジネスをスタートすると当然ですが、いろんな出来事が起こります。
失敗もあれば、上手くいったこともあって、それらはすべて、あなたの体験となって、心と身体に染みこんでいきます。脳科学で言うなら、その度に神経回路が作られて行きます。
好きなことを思い切りやりたくて会社になったなら、それは最高だし、幸せです!
でも、もしかすると、それがために自分がすべてをやらなければいけない。もしくは、自分しかできないこと。そんなことから、会社があなたの限界を超えられず、拡大できないかもしれません。
大好きなこと、得意なことで、大きな目標、ビジョンがあるなら、そのために何をするのかを考えていくので、その目的、目標が明確なら、それを実現するためにあらゆることをしていくでしょう。
そうなると、会社は次のステージにシフトしていきます。
いろんな事情がある中で、仕方なくスタートしたビジネスも、始めてみると面白くなってきて、喜びを感じられるようになることだってあります。面白さをその中に見つけていくこともできます。
それは、その人が、新しい現実を受け入れて、その中に新たな面白さを見つけることができたなら、それはまた、違ったものの見方、価値感で捉えることができ、これもまた、新たなステージへと成長していくでしょう。
ブランディングはビジネスを愛するところから
自分を愛していない人は、他人を愛することができないと言います。それは、自分が満たされていないのに、他人のニーズを満たすことができないのと同じです。
自分の中が空虚→ぽっかり穴が開いて、寂しいとしたら、そこを埋めたくて、何かを求めるようになります。本質的には、自分のこの空虚さは、自分でしか満たすことができません。
それを満たすために、何かを外に求めても、それは一時的には、感覚を満足させることができるかもしれませんが、常にそれを補給し続けないと、満たされないことになります。
愛もそうです。自分を愛せていないと、人からの愛を求め、そのために愛をくれるという人に自分の何かを差し出します。それは偽りの愛です。
自分は素晴らしい存在で、自分らしさ、自分の個性は宇宙で唯一のもの。自分はその存在だけで価値があり、宇宙に貢献していると思えるなら、自分を愛することができます。
自分を愛することができるなら、自分が、自分の人生がとても豊かなものになっていきます。
それは、自分が存在することだけで、満たされているからです。
その満たされた思い、愛が溢れて、それが誰かへの愛になります。
人への愛は、あなたが自分を愛して溢れ出た分しか、人に与えることができません。
だから、自分をいっぱい愛して、愛せば愛するほど、他者や世界への愛を捧げ、奉仕することができるのです。
こうした考え=原理からすれば、会社も同じです。
自分のやっている会社、ビジネスが楽しくて、好きで好きでたまらない。
その喜びを人にもお裾分けしたい。その素晴らしさ、魅力を人にも知ってもらいたい。誰かに伝えたい。そんな溢れ出る思いこそが、人に響いて、共感され、喜びを感じてもらえるわけです。
あなたがやっている仕事、ビジネスに、あなた自身が喜びを感じていないものを、お客さんが魅力を感じたり、喜びを感じるでしょうか?
あなたが、そのビジネスに喜びを感じていなかったら、そのビジネス、商品の魅力は伝わらないし、つまらないように感じるでしょう。そもそも売る気はあるのかと思うし、商品価値があるのかと感じるでしょう。
逆に、売り手がその商品やビジネスが好きで好きでたまらないなら、話し出したら止まらないくらい、その商品やビジネスについて語るでしょう。
その熱意が伝わって、お客さんも魅力を感じるかもしれないし、よく分からないけど、その熱意に折れて、気に入ったと買う人まで出るくらいになるかもしれません。
なぜ、そんな熱量があるのか?
それは、その商品、ビジネスを愛してやまないからです。
会社やビジネスの熱狂的なファンかどうか?
会社、ビジネスを成功させるには、まず、あなた自身が、あなたのビジネス、商品の熱狂的なファンでなければいけません。
それを愛するが故に、喜びがいっぱいで、楽しくてしょうがなくて、その仕事をやっているときが充実していて、最高の幸せを感じるとなれば、その幸せは人に伝染します。ブランディングを考えるとき、これくらい自分がやっていることを愛していなければ、その思いを人に響かせることはとても難しいでしょう。
そう考えるなら、ブランディングとは「愛」を伝えることに他なりません。
商品やビジネスへの愛が溢れ出て、その溢れ出た思い、愛が商品やビジネスと共にお客さんへと流れていく。
なので、究極的なブランディングとは、あなたのやっているビジネス、扱っている商品への「愛」。会社への思い「愛」こそがすべて。
まず、自社のビジネス、商品を愛することから始めましょう。
もし、愛せていない、愛を感じていないとしたら問題です。どうしたら愛することができるのか?もう一度、魅力を再考したり、関係を見直してみる必用があります。何だか、男女関係みたいですね。。。笑
自分のビジネスを愛することができるなら、それを愛してくれる人は仲間であり、感動を共にできる同士です。スターウォーズやスタートレックの熱狂的な信者たちは、互いにその魅力を語り合えるギーク仲間です。
同じように、いかにその商品がいいかをお客さんと語り合える。。。例えば、ハーレーダビッドソンは、そこで働く人も、販売する人も、ハーレーを乗る人も、みんなハーレーダビッドソンフリークです。ハーレーを愛してやまない人たちです。
あなたの会社が、商品が、ビジネスが、ハーレーダビッドソンのように、ファンから愛される。熱狂的な信者たちが生まれるとしたら、どんな姿になるでしょうか?
お客さんも、社員もみんな仲間、みんなで楽しさや喜びを共有できる最高の仲間たち、そう考えたら、ワクワクしませんか?
ブランディングを「愛」から表現する・・・あなたの会社、ビジネスでも、ぜひ、考えてみてください!
他にも、いろいろな角度で経営やマーケティング、ブランディング、Webサイト制作について、お伝えしていますので、他の記事もぜひ、お読みください。ありがとうございました!
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Inspirater 和田達哉
株式会社マイルストーンデザイン 代表
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