コンフォートゾーンのその先へ

2020.12.01

コンフォートゾーンのその先へ

成功も、成長もいまのあなたの外側にある。

 

早起きは三文の得?

あなたは朝何時に起きていますか?

私はいつも朝4時に起きています。朝4時起きのためには、当然ですが夜早く寝ます
友人の何人かはショートスリーパーで、いったいいつ寝てるのかという人もいます。睡眠時間4時間前後みたいな人もいて驚かされるのですが、眠くなったら昼寝もするそうです。しない人もいます。
私は、6時間半以下だときついので、平均的に6時間半、寝れるときは8時間を目指しますが、なかなか8時間の睡眠は取れません。。。4時起きで、8時間だと、20時には寝ないといけないので、睡眠への導入時間が短すぎます。。。飛行機が着陸態勢に入るように、ベッドへの着陸態勢を整えて、ソフトランディングしたいものです。

朝早起きの習慣をつけると、とてもクリエイティブになれます。起きてからの2時間がもっともクリエイティブだと言われます。私の場合は、起きて、顔を洗ってうがいをし、白湯を飲んで、瞑想し、コーヒーを飲みながらこのブログを書いています。テーマはいろいろとあるので、朝の直感でこれを書こうかなというものが降りてきて、タイトルを決めたら、後はほとんど何かにつながるように言葉が出てきます。考えなくても声が聞こえるように文章になるので不思議です。チャネリングなんでしょうか。。。笑
書いた文章を読み返して、誰が書いたんだろうというようなこともよくあります。。。笑

さて、あなたは朝早く起きていますか?朝早く起きるのが苦手な人も多いのですが、早起きできない理由は、いくつもあります。何よりも寝る時間が遅い。。。これは睡眠時間が少なくなるので、起きれない人もいます。
早起きの習慣に変えるとき、いわゆる時差ぼけのようなものが起こるので、いきなり早く起きるとしんどくて、起きれないこともあるし、日中めちゃくちゃ眠くなったりします。それで諦める人もいます。体質的に眠りから目覚めにくい人もいます。また、家族の団らんや子供がいて世話があったり、仕事で帰れない人もいるし、夫婦のどちらかが帰宅が遅くそれに合わせるなど、また、テレビを見る習慣で、なかなか夜型を変えられない人もいます。いずれにしても、夜早く寝られないと朝早く起きることは難しいでしょう。

 

成長とはコンフォートゾーンを拡げること

コンフォートゾーンという言葉をご存じですか?

コンフォートゾーンとは、自分にとって安全で、快適な場所、範囲のことです。
コンフォートゾーンは自分にとってリスクが少なく安心していられる領域なので、ある意味でそこからの変化や成長が望めません
コンフォートゾーンは、快適な我が家、リビングで過ごすようなものです。周囲に気を遣ったり、人目を気にすることなく、自分が好きなように、自分らしく過ごすことができるストレスフリーな環境です。
ずっとそこにいるのもいいのですが、多くの人はそんな快適な場所にずっといると飽きてしまいます。なぜなら、刺激が欲しくなるからです。アクション映画やパニック、スリラー映画を見たくなるのも、日頃味わうことが少ない感情を味わいたいからです。もちろん、ロマンスもラブコメディーも。。。

世界のTOPを目指すアスリートたちは言うまでもなく、成長しようとする人は皆、この快適なコンフォートゾーンから抜け出します。成長とはコンフォートゾーンを拡げることであり、そのためには、コンフォートゾーンの外に出て行かないと、それは拡がることはありません。
コンフォートゾーンを拡げること、その外に出て行くことは快適ではありません。酸素の薄い、もしくはない場所に行くようなもので、息苦しく、しんどくて、もうすぐに戻りたくなるかもしれません。でも、そこに行くからこそ、これまでできなかったことができるようになります。

アスリートたちはあと1回、もう1回とプッシュアップ(腕立て伏せ)を増やすから、それができるようになります。身体を鍛えると言うことは筋肉痛を伴ったり、呼吸が苦しく、筋肉に乳酸が溜まると痛みを感じて動かすのがいやになるし、身体も疲れてしまうので、それを体験したくない人は、身体を動かすこと、鍛えることがいやです。
私は毎日のように朝走っていますが、約8キロ前後を走ります。もうすっかり習慣になっているので、何の苦もありません。それどころか走らないと調子が悪いし、気持ちが悪く、気分が乗りません。そうした身体になっているからです。だからといって、いまのランの現状をコンフォートゾーンとして、これを無限に拡張していくことはしません。身体にとってベストなバランスがあるので、そこは目的が違うわけです。

 

「本気の目的」があれば何でもできる

朝早起きができない人の多くは、実は、朝早く起きる目的がありません。なんで早く起きなければいけないの?という人に、朝早く起きることは意味がないことだし、無理なことでしょう。
私には、朝早く起きる理由があるから起きているだけなのです。

コンフォートゾーンを越えるには、そう理由や目的があるからこそ、越えることができるのです。

朝早起きの「本気の目的」があれば、誰でも起きれるようになるでしょう。
早起きだけではありません。あなたが何かに挑戦しようとする時、必ずそれを実現したい成し遂げたいというものがあれば、その背景には必ず「本気の目的」があるのです。それなくして、偉業は達成できません。

あなたの「本気の目的」とは何でしょうか?
燃えるような情熱の源泉となる目的や理由とは何でしょうか?
あなたは何を実現したいでしょうか?

 

不安定になるのは成長の証

コンフォートゾーンを越えると途端に足下が不安定になったり、思うように動けなかったりします。それは比喩ですが、これまで上手くいってたことが全然思うようにいかない、できなくなってしまいます。もし、何かに挑戦し始めて、思うように行かないとしたら、それが正しい状態です。
人が歩くというのは、無意識に当たり前のように行っていますが、よちよち歩きの赤ちゃんを見れば分かります。まっすぐ立つこともままならないのに、一歩一歩歩き出す不安定さ。。。歩くというのは安定した自分の重心を前にずらして不安定にし、そこにバランスを取るために一歩踏み出すという動作をしています。安定した状態で脚だけ前に出しても歩けないのです。

新しい事業に挑戦したり、新たな方法を始めるとき、あなた自身、また組織に混乱が起こります。混乱はそういう意味で、ポジティブに捉えたらいい状態というわけです。混乱が起きていると言うことは成長へのステップが始まっていると言えます。そして、いかにこの混乱を無事に切り抜けるか、そこに成長が生まれるのです。

今という世界は、新型コロナの問題だけでなく、地球環境問題や飢餓、貧困、紛争、テロ、これらは長く続いている問題ですが、アメリカ大統領選の行方もいまだ混乱の中にあります。
古事記の物語の冒頭、旧約聖書も同様ですが、世界の誕生はドロドロのカオスの中から始まっています。カオスをよい兆候と捉え、積極的に関わっていくことが大事です。

 

知らない世界に宝物がある

私も定期的にというか、タイミングを見ながら、意識的に安定を崩すようにしています。もちろん、人生や家族、会社の安定は崩すわけにはいきません・・・笑 しかし、ずっと続けていることがマンネリ化してきたり、自分を拡張しようと思ったら、何か新しいことに挑戦して、不安定な状態に飛び込みます。不安定とはいえ、無謀なこととは違います。
冒険は、険しさを冒す。探検は、険しさを探る。冒険は命を省みないけれど、探検は探るだけなので、必ず帰ってこなければいけないと誰かに聞きました。

私は38歳くらいから世界中を旅したいと思って、これまで行ったことのなかった世界を旅しました。ペルーやアマゾンでシャーマンの儀式に参加してみたり、モンゴルで遊牧民の家族と暮らす。インドを旅する。アリゾナのネイティブアメリカンを訪る。スペインのカミーノという巡礼の道をひと月かけて歩く。四国のお遍路を歩く。モスクワを旅し、イスラエルをレンタカーで巡るなど、言えばきりがないのですが、様々な旅をして世界を回りました。まだまだ圧倒的に行ってない場所の数の方が多いのですが、それでもなかなか普通の人があまり体験しないような旅を体験したのではないかと思っています。

こうした旅は、自分探しの旅でもありましたが、同時に、自分のコンフォートゾーンから抜け出て、自分の安定の外側の世界を開拓するフロンティアスピリットに溢れた探検の旅でした。そして、そこから多くの宝物を発見したのです。
まさに、ヒーローズジャーニー=英雄の旅。このことは映画「ファインディング・ジョー「英雄の法則」」で語られていることです。

文化も言葉も違う、見知らぬ世界に一人で行くのは緊張します。いろいろ行くと慣れてきますが、旅では本当にいろんなことが起こります。郷に入っては郷に従うと言うのもありますが、不思議となんとかなるものです。偶然とは思えない偶然=シンクロニシティが起こったり、本当に困ったときは、不思議な救済があったりするものです。旅先のトラブルで、こうした神秘的な出来事が起こると、やはり宇宙には何か、意図や仕組みがあって、僕たちは生かされているんだなとつくづく思うものです。

 

覚悟ができれば、肝も据わる

朝早起きに挑戦する理由もそうですが、コンフォートゾーンのその先へ行く→旅立つと行ってもいいでしょう。それにはタイミングがあります。行こうと思っても行けなかったり、行く予定もなかったのに、押し出されたり、転げ出てしまったり。それが運命です。
野球の満塁ホームランで、押し出しになるようなものです。塁が気に入ってても皆押し出されるのです。
運命は、運ぶ命と書くように、運命を意図し、運命に積極的に関われば、運命を運命のままにさせない。運命をある程度、意図的にコントロールすることができます。それについては、また別の記事でお話したいと思いますが、コンフォートゾーンから出るタイミングは、もし、もう出るタイミングであるにも関わらず、コンフォートゾーンから出なかったら、運命があなたを意図的に蹴り出します。

コンフォートゾーンから出ることは、母親の子宮から生まれ出ることに似ています。あなたがもう十分に大きくなっているのに、未だ出ようとしなかったら、母親を苦しめ、あなた自身も産道を通れなくなるかもしれません。産道はとても狭いので、あなたがコンフォートゾーンという子宮から生まれ出ることが怖くて、不安で躊躇し続けていると、あなた自身がその狭い産道を通ることはとても危険で、苦しい状態になることでしょう。

あなたが新しい自分になりたいなら、あなたが決めたタイミングで、あなた自身からコンフォートゾーンを出る覚悟を決めて、産道に飛び込むことが大切です。
覚悟さえすれば、その先は意外にスルッと抜け出ることができるもので、覚悟ができているので、肝も据わります。
ルパン三世で、ルパンたちが敵の軍勢と銭形警部の警察隊で大混乱の危機になったとき、ルパンは時々「面白くなってきやがったぜ」と言います。
混乱の中に飛び込むときほど、ポジティブにルパンのように「面白くなってきやがったぜ」と言ってみてください。自分のモードが変わるのが分かります。

 

自分が抵抗を感じることに挑戦する

自分にとって、コンフォートゾーンの外がよく分からないと言う方、自分をもっと成長させたいけれどどうしていいか分からない方は、自分が抵抗を感じること、いやだと思うことに挑戦してみるのがいいでしょう。以外に食わず嫌いは多いものです。こんなんだったらもっと早く始めておけば良かったということがよくありませんか?

成功も、成長も、いまのあなたの外側にしかありません。
人生は成長の連続です。いまのままのあなたでは居続けることはできません
あなたの本当の人生は、いつもコンフォートゾーンの外側にあります。
あなたは勝手に成長していきます。
いつまでも小さくなった服を着続けることはできません。
脱げなくなる前に、自分からその不要になった衣を脱いで、
新しい世界に旅立ってください。
そこには、本当のあなたが、あなたを待っているのですから・・・

他にも、いろいろな角度で経営やマーケティング、ブランディング、Webサイト制作について、お伝えしていますので、他の記事もぜひ、お読みください。ありがとうございました!

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Inspirater 和田達哉
株式会社マイルストーンデザイン 代表